極少額投資で自己投資しよう!
財産形成の”一丁目一番地”は生活防衛資金の確保です。
生活防衛資金が確保できていない、ましてや無駄なローンもたくさん抱えているような状態で財産形成はできません。
そんな状態で、株式投資だ!FXだ!仮想通貨だ!とあれこれ手を出しても、早々に市場から退場させられてしまうでしょう。下手するともう二度と戻ってくることができなくなるくらい叩きのめされてしまうかもしれません。
財産形成のセオリーと例外の発見
勝負の世界には必ず定石、セオリーというものが存在します。100%ではないかもしれないけれど、勝利への確率を最大限に引き上げるための法則です。
財産形成のセオリーは生活防衛資金を確保したうえで、余裕資金で投資をすることです。
この順番がと~っても大事です。
でも、以前の記事でも書いたように、四分の一貯金法だと1年分の生活防衛資金を作るのに1年半から2年は必要です。
「そんなに待てない」「すぐにでも投資をしてみたい」そう考える方もいらっしゃるかもしれません。
そうですよね。そうなんです。
実は私もそう考えた一人です。
そして私はその誘惑に負けました。。「じゃあ、毎月1万円だけ投資してみようかな」
結果は正解でした。
毎月1万円でも投資してみることで世の中の動向に敏感になりました。そして日経新聞を読むようになりました ^^;
単に、投資した1万円が増えた、減ったと一喜一憂するのではなく、世の中にどういうことが起こると資産が増えたり減ったりするのか?に興味が持てるようになったのです。
これは私にとって新鮮な発見でした。
繰り返しになりますが、財産形成のセオリーは生活防衛資金の確保、からの余裕資金での投資です。その鉄則は変わりません。
しかし、私のように(結果オーライではありますが)少額の投資が学びにつながるのであれば、それは自己投資、しかも市場の波を実体験として学べる価値の高い投資になりえるのかもしれません。
極少額投資のススメ
そこで、私がオススメしたいのが四分の一貯金法プラス極少額投資です。
極少額投資の元手は四分の一貯金から拠出しても構わないと思います。
なぜなら、極少額なのですから。金額は1,000円から10,000円までの無理のない範囲で決めましょう。
そしてこの極少額のお金をコツコツ投資していくわけですが、ポイントは一度決めた金額は増額しないこと。
増額していいのは、例えば昇給して手取りが増えたとか、副業収入ができたなど収入が増えた場合だけです。
極少額投資の目的は、生活防衛資金が確保できるまでの間の自己投資なのですから、お金を増やすことに欲を出してはダメです。
毎月一冊の投資本を買って勉強するつもりで、コツコツ積み立てながら経済の動き、世界情勢などに関心を持つきっかけにしましょう。
この自己投資が、本格的な投資を始めたときに必ず役に立ちます。
そして何より生活防衛資金を貯めるモチベーションを保つことができるようになります。
お金も知識もコツコツつみあげていきましょう!