投資ビギナーにおすすめ!インデックス投資をはじめよう
財産形成ビギナーはどんな投資から始めればよいのか?
世の中には様々な投資がありますよね。
- 株式投資
- 不動産投資
- FX投資
- 仮想通貨投資
- etc
インターネット上にも「FXで1億円稼いだ!」とか「これからは仮想通貨」など煽り気味の記事もたくさんあふれているので、どうしたらよいか迷ってしまったり、なんだか怪しげな雰囲気を感じてしまって、「やっぱり投資はギャンブルだからやめておこう」と、しり込みしてしまったり。
でも、せっかく財産形成を始めよう!と決めたのですから正しい知識を身につけて少しずつ投資の世界に慣れていきましょう。
そこで、今日は私が実践して結果も出してきた投資法をご紹介したいと思います。
コツコツ投資の最適解はインデックス投資
私が、これから財産形成を始めようと考えている方におすすめする投資法はズバリ!
インデックス投資と呼ばれる投資法です。
投資未経験の方にとっては、あまり聞きなれないワードかもしれません。
インデックス投資についてイチから説明するには、私の力量が追いついていないので誤解を恐れずかつ、乱暴な説明だということを分かったうえで一言で説明するなら
ノーベル賞学者の理論に裏打ちされた、世界市場全体に投資できる投資法
です。
世のインデックス投資家のみなさまや金融リテラシーの高い方々が見たらきっと怒られてしまうと思うのでもう少し説明すると、
インデックス投資というのは例えば日本国内でいえば「日経平均株価」とか「TOPIX」、海外でいえば「ダウ平均株価」「S&P500」などの株価指数(=インデックス)と同じ値動きを目指す投資法です。
これらの株価指数については、テレビやラジオ、新聞などで見たり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか?
でも、インデックスはたくさんの企業の株で構成されている(日経平均株価なら225社!)ので、一つずつ株を買っていったら大変なことになってしまいます。
そこで、インデックスに連動する金融商品があります。
それが投資信託です。
投資信託ってなに?
投資信託協会のホームページではこんな風に説明されています。
「投資信託(ファンド)」とは、一言でいえば「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。
「集めた資金をどのような対象に投資するか」は、投資信託ごとの運用方針に基づき専門家が行います。
この「どのような対象に投資するか」の部分が、例えば株式であれば成長企業銘柄だったり、IT企業銘柄というような特定の業界だったり、はたまた不動産や債券など様々なものが投資信託の投資対象になります。
そして投資信託は「どのような対象に投資するか」に関係なく、様々な要因でその価格が変動します。
つまり、元本は保証されません。
なので「どのような対象に投資するか」がとても大事になるわけです。
そこで登場するのが、私のおすすめするインデックスに連動する投資信託です。
投資対象は、「日経平均株価」や「TOPIX」に連動する商品です。
ちなみに、投資信託についてより詳しく学ぶには、こちらのサイトも参考にしてみてください。
インデックス投資の5つのメリット
インデックス投資にはどんなメリットがあるのでしょう?
初心者でもプロに勝てる
インデックス投資は市場の平均に投資する方法です。いっぽうでトレーダーと呼ばれる投資のプロが行う投資がアクティブ投資です。
伝説のトレーダーと呼ばれる人はいるにはいますが、トレーダーが市場平均を上回る成績を残し続けられないという不都合な事実は、過去の実績が証明しています。
なぜなら、アクティブ投資には高い運用手数料や取引手数料がかかってしまうため、マイナスからのスタートになってしまうからです。
その点、インデックス投資は最小限のコストで市場平均に投資できるので長期で見ればプロのトレーダーよりも優れた成績を残すことができるんです。
少額で分散投資できる
個別に株式を買う場合、例えばユニクロの株を買おうとすると現在の株価が69,270円で購入単位(単元)が100株なので690万円も必要です。
しかも690万円も投資して購入できる銘柄はユニクロの1銘柄だけです。
これが、インデックス投資なら少額でインデックスを構成する株式銘柄の全てに投資することができるので、株価の変動リスクを分散することができます。
昔から、「タマゴはひとつのカゴに盛るな」という格言があるくらいリスク分散は大切なので、インデックス投資のこのメリットはおおきいです
つみたてNISAを活用して節税できる
株式投資では保有する株式を売却したときに利益が出ていると、その利益に税金がかかります。
なので、せっかくの運用益も税金分だけ減ってしまいます。
しかし、インデックス投資はつみたてNISAという非課税制度を利用することができるので、投資額に一定の上限はありますが利益に
かかる税金負担を軽減するメリットがあります。
専門知識は最小限でもOK
たとえば個別株投資の場合、銘柄選択のために財務諸表分析をしたり、財務レポートを読み込んだりするための知識が必要になります。
ときに、それらの知識は非常に専門的で投資初心者とってはちょっとハードルが高い場合があります。
その点、インデックス投資は最小限のポイントさえ押さえれば始められるので、投資初心者にはおすすめです。
ほったらかしできる
インデックス投資は運用の専門家がインデックスに連動するように投資してくれるので、私たちは毎月コツコツ積み立てるだけであとは専門家にお任せできます。
株価の動きに一喜一憂して夜も眠れないとか、仕事中も気になって年中株価チェックしてしまうなんて心配は無用です。
インデックス投資の5つのデメリット
逆にインデックス投資にはデメリットもあります。
大きくは儲からない
インデックス投資は市場の平均に投資するので、平均的にしか儲かりません。
資本主義経済の拡大再生産の波に乗って、ゆっくりじっくり増やしていくので、一発大当たりを目指したい人には向きません。
投資経験は積めない
専門知識がいらないということはつまり、銘柄選定のスキルや市場動向を読む知見は積みあがりません。
やることがないから退屈
インデックス投資は基本ほったらかしです。やることがないので投資手法としては退屈です。
キャッシュフローは増えない
インデックス投資はバイ&ホールドが基本です。一度買い付けたら売りません。
分配金も再投資に回します。なのでゆっくりじっくり資産は増えていきますが、個別株の配当金のように定期的にお金が振り込まれてくるわけではないので、日々の生活が楽になる実感は得られません。
元本割れする可能性がある
投資信託の説明でもふれたように、インデックス投資も様々な要因で価格が変動します。当然、自分が投資した元本を割り込むこともあります。
「絶対に儲かる」はない!
どんな投資手法にも、それぞれメリット・デメリットはありますし「絶対に儲かる」投資法なんて存在しません。
それが「投資は自己責任」といわれるゆえんでもあります。
だからこそ、身の丈に合った投資手法を選択することが大事なわけですが、インデックス投資は投資初心者にとっての最適解になりえる投資法だと思います。